クラウド上のデスクトップ環境で Advance/NanoLabo を使えるサブスクリプション型の新サービス「NanoLabo Cloud Desktop」を、2024年4月にリリースいたしました。
今回のサービスは、使い易い GUI で定評のある材料シミュレータ Advance/NanoLabo を、ワークステーションレベルの計算リソースと一緒に提供します。そのため、ユーザーは煩わしいマシンの設定やソフトウェアのインストールをする必要がなく、すぐに計算を開始することができます。なお、グラフニューラルネットワークを使うために必要な Python 環境も事前にセットアップしており、M3GNet や CHGNet での計算も可能です。
クラウド環境には Microsoft Azure Virtual Desktop† を使用しております。管理はアドバンスソフトが行うため、ユーザーはクラウドのことを意識することなく、リモートデスクトップ接続するだけで使用できます。仮想マシンは国内のリージョンに作成されているため、データを国外に置くリスクもありません。ワークステーションと同様の使い勝手でありながら、クラウドの利便性を実現しています。
計算リソースは、材料シミュレーションをこれから勉強される方に向けた最小モデルの Lite と、実験研究の傍らに実用的なシミュレーションができる標準モデルの Regular の 2 種類をご用意しております。カスタマイズをしてご指定のスペックでお見積りすることも可能です。
サービスや価格については、弊社営業部までお問い合わせください。
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サブスクリプション型の材料シミュレーション・クラウドサービス、NanoLabo Cloud Desktop のご紹介です。