新材料の研究・開発において、実験による材料の物性や特性評価だけでなく、シミュレーションによる物性予測も活用することで新材料の探索が加速しています。その中でも特に、高度な物性予測が可能な「第一原理計算」は核となるシミュレーション手法であり、その重要性や活用頻度はますます増加していくことが予想されます。

本セミナーでは、材料の研究・開発の最前線でご活躍されている、東北大学 多元物質科学研究所 教授 山田 高広 様「極性金属間化合物の合成と物性・材料開拓 〜熱電材料とトポロジカル物質〜」というタイトルで、第一原理計算を使用した材料開発に関してご講演いただきます。

またナノシミュレーションやマテリアルインフォマティクスの導入をご検討中の皆様向けの内容として、第一原理計算手法の概要の説明や、弊社の第一原理計算ソフトの最新情報もご紹介いたします。

材料開発に携わる皆様、ご関心をお持ちの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

開催案内

日程2024年10月18日(金)14:00~16:00(13:45よりログイン可能)
開催方法オンラインセミナー(Zoomにて開催)
参加費無料
定員100 名

プログラム

時間内容
14:00-14:05アドバンスソフト株式会社のご紹介 主催者あいさつ
14:05-14:50招待講演
「極性金属間化合物の合成と物性・材料開拓 〜熱電材料とトポロジカル物質〜」
  東北大学 多元物質科学研究所 教授 山田 高広 様
14:50-15:10材料開発における第一原理計算手法の概要
15:10-15:55第一原理計算ソフトウェア Advance/PHASE 最新動向
15:55-16:00関連サービス紹介

講演概要

招待講演
「極性金属間化合物の合成と物性・材料開拓 〜熱電材料とトポロジカル物質〜」
 東北大学 多元物質科学研究所 教授 山田 高広 様

講演概要

電気陰性度差の大きな元素の組み合わせで構成される金属間化合物は、極性金属間化合物やジントル化合物と呼ばれ、イオン結合性と共有結合性を併せ持った多種多様な結晶構造を有し、金属から半金属、半導体、また超伝導性と多岐にわたる電気的特性を示す物質群である。

本セミナーでは、講演者の新規物質を含む多元系極性金属間化合物の合成と結晶構造解析、および物性・材料特性評価に基づく物質・材料科学に関する研究を紹介する。

具体的には、トンネル骨格構造を有する狭ギャップ半導体化合物に着目した新規熱電材料の開拓、ならびにトポロジカル物質(ノーダルライン半金属)として注目されている 2 次元構造化合物の単結晶育成とそれらの低温物性に関する研究を中心に、最近の成果や研究事例について述べる。

オンラインセミナー開催につきまして

場所を選ばず、オフィスやテレワーク中のご自宅からでもご視聴いただけます。
参加費は無料ですので、是非、お気軽にご参加ください。

ナノシミュレーションセミナー_パンフレット(PDF:1,428kB)

お問合せ先

アドバンスソフト株式会社 営業部 佐藤 琴美
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台四丁目3番地 新お茶の水ビルディング17階西
TEL: 03-6826-3971 FAX: 03-5283-6580
E-mail: office@advancesoft.jp
URL: https://www.advancesoft.jp/

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