弊社の研究顧問をつとめていただいている、東京大学 名誉教授、兵庫県立大学名誉教授の井田喜明先生が「地球の教科書(岩波書店, 2014年, 230ページ)」を執筆されました。
私たちの地球はどんな星か。豊かな海と大気を備え、多くの生命が暮らす地球は、どのように作られたのか。地震・津波はなぜ起こるのか。予知はできるか。気候変動・エネルギー問題をどう考えるか。広範なテーマを総合的・体系的につなぎ合わせ、地球科学の基礎を1冊でコンパクトに解説した、大人の教科書。
著者略歴
井田 喜明(いだ よしあき)
1941年 東京生まれ。
東京大学理学部物理学科卒業、同大学院理学系研究科地球物理博士課程修了。マサチューセッツ工科大学、東京大学物性研究所、同海洋研究所、同地震研究所、姫路工業大学(2004年度から兵庫県立大学)などで研究・教育に携わりながら、日本火山学会会長、火山噴火予知連絡会会長なども務める。現在はアドバンスソフト株式会社研究顧問。東京大学名誉教授。兵庫県立大学名誉教授。専門は固体地球物理学。
主な著書に『図説 地球科学』(編著;岩波書店),『<岩波講座地球惑星科学14> 社会地球科学(共著;岩波書店)、『自然災害のシミュレーション入門』(朝倉書店)、『地震予知と噴火予知』(ちくま学芸文庫)、『火山爆発に迫る』(編著;東京大学出版会)、『火山の事典』(編著;朝倉書店)。