弊社の研究顧問をつとめていただいている、東京大学 名誉教授、兵庫県立大学名誉教授の井田喜明先生が「新型コロナウィルス大流行で知りたいこと・考えたいこと」(近代科学社Digital, 2022年5月27日, 116ページ)」を執筆されました。
一部ご紹介
100年に1度のパンデミックに直面しながら、本書が多くの人たちの知りたい内容を分かりやすく伝え、一緒に考える上で少しでも役立つものになってほしい。この願いが本書でどの程度満たされるかは読者の判断と批判に委ねたい。
疫病の歴史と感染の仕組み(1章)
新型コロナウィルスの流行(2章)
感染症の性質とシミュレーション(3章)
新型コロナウィルスの流行が及ぼす影響(4章)
著者略歴
井田 喜明(いだ よしあき)
1941年 東京生まれ。
1965年東京大学卒。東京大学物性研究所、海洋研究所、地震研究所、兵庫県立大理学部などで教育と研究に携わりながら、日本火山学会会長、火山噴火予知連絡会長などを務める。
主な著書に『地震予知と噴火予知』(ちくま学芸文庫)、
『自然災害のシミュレーション入門』(朝倉書店)、
『地球の教科書』(岩波書店)、
『人類の未来と地球科学』(岩波現代全書)、『シミュレーションで探る災害と人間』(近代科学社)、『予測の科学はどう変わる?人工知能と地震・噴火・気象現象』(岩波科学ライブラリー)。