アドバンスシミュレーション Vol.21, 松原 聖, 大西 陽一, 富塚 孝之, 尾川 慎介, 産業界では、流れ・温度・変形・応力・音響・振動等が相互に関連しているような現象の課題を解決するために、研究課題や設計課題として連成問題への取り組みが開始されています。例えば、連成解析を利用しなければ解けない現象として、流れによる薄板の振動、爆発による変形・破壊現象、構造物振動による音響の放射等の現象があります。

当社は設立以来、プラント等を対象とした爆発現象をはじめとし自動車・原子力・電機等の分野において、連成解析の実績を積み重ねてきました。そのような背景から、当社主催で2015年5月15日に「製品説明会;アドバンスソフトの連成解析セミナー」を実施し、流体解析ソフトウェア Advance/FrontFlow/red、高速流解析ソフトウェア Advance/FrontFlow/FOCUS、構造解析ソフトウェア Advance/FrontSTR、音響解析ソフトウェア Advance/FrontNoise を用いた連成解析事例について報告を行いました。本稿は、本セミナーで示した内容を中心にまとめ、今後の展望とともに示したものです。 (PDF:1,371kB)

ダウンロードする