アドバンスソフト株式会社では、2022年5月に NN 分子動力学システム「Advance/NeuralMD」の新バージョン Ver.1.6 をリリースいたしました。
新バージョンでは「自己学習ハイブリッドモンテカルロ法」の機能が実装されております。
この機能を使用すると、ユーザーが自ら教師データを作成することなく Neural Network 力場が自動生成されます。ユーザーの練度や作成手順に依存せず、画面上のボタンを押すだけの簡単な操作のみで力場生成が可能となり、従来の方法と比較して大幅な作業時間の短縮を実現します。
Advance/NeuralMD を既にお使い頂いているユーザーの皆さまにとっては、利便性の大きな向上につながり、今まで以上に皆様の研究活動に弊社製品が貢献できるものと確信しております。
Neural Network 力場は今後もさらなる発展が期待される技術要素です。
Neural Network 力場に興味はあるけど難しそうだと感じている方、オープンソースのツールを使って力場作成を試しているけど苦戦されている方にも、ぜひとも使って頂きたい非常に魅力的な機能となっております。
本セミナーでは、自己学習ハイブリッドモンテカルロ法の開発者である、日本原子力研究開発機構 永井 佑紀 様 を講師としてお迎えして、当該手法を使った最新の研究成果などについてもご講演いただきました。
これからも、Advance/NeuralMD はユーザー様と共に成長し、皆さまのお役に立てる製品であり続けたいと考えております。材料研究分野におけるシミュレーション活用にご興味をお持ちの方のお問い合わせを、心よりお待ち申し上げております。 (PDF:5,232kB)