産業界では、流れ、温度、変形、応力、音響、振動等が相互に関連しているような現象の課題を解決するために、研究および設計課題として、数多くの連成問題における取り組みが開始されています。
例えば、連成解析を利用しなければ解けない現象として、建屋の爆発現象、流れによる板の振動、構造物振動と音響等の現象があります。当社でも、プラント等を対象とした爆発現象をはじめとし、自動車・原子力・電機等の分野において、連成解析の実績を積み重ねてきました。
このたび、連成解析をテーマとした商品説明セミナーを実施しました。今回は特別講演として、流体構造連成シミュレーションを幅広くご研究されている 東京大学の橋本学先生からご講演をいただきました。また、当社でこれまでに実施した連成解析の事例や当社の取り組みの方向性をご紹介しながら、今後の可能性やシミュレーションへの期待等に関し、皆さまのご意見をうかがいました。
複数の現象が関連した具体的なテーマをお持ちの方から、お手持ちの連成ソフトウェアでは解決できないような課題をお持ちの方、また、今後連成解析を進めることを計画されている方等のお問い合わせをお待ちしています。(PDF:7,506kB)