第一原理計算ソフトウェア Advance/PHASEの動作環境
バージョン情報
Advance/PHASEの最新バージョンは 4.0 です。
正式サポート環境
Advance/PHASE の正式サポート環境は、Microsoft Windows、Red Hat Enterprise Linux ならびに 地球シミュレータ です。これら以外の環境での動作実績も多数ございます。正式サポート環境以外をご希望の場合には、問い合わせフォーム より、お気軽にご相談ください。
Microsoft Windows 版
- 64bit OS 8.1、10
※ Advance/PHASE Ver. 3.2 から 64 bit 環境をサポートいたしました。最新版は 32 bit 環境をサポートいたしません。
一台のパソコンでのみ、ご利用いただけます。マルチコア CPU を搭載したパソコンをお使いの場合、SMP 並列計算が可能です。ただし、複数台のパソコンを利用した並列計算には対応しておりません。
推奨環境
- CPU: Intel® Xeon™ 3.0GHz 以上
- メモリー: システム全体で 6GB 以上
- ハードディスク: 30GB 以上
Linux 版
- RedHat Enterprise Linux 6 以上
※Intel 64 および AMD 64 のみを正式サポート対象とさせていただきます。
PC クラスター(複数の計算ノードから構成される計算機群)を利用した並列計算を行うことができます。ライセンスサーバ・MPI デーモンなどを起動する必要がありますが、これらが利用するリソースはきわめて小さいので計算負荷には影響しません。
付属 GUI プログラムは Linux, Windows のいずれでもご利用いただけます。
PCクラスターの場合
- ノード間接続:ギガビットイーサネット
- ファイル共有:作業用ディレクトリは全てのノード間で NFS 共有することが必要です。Advance/PHASE をインストールするディレクトリも共有することをお勧めしています。
- GUI を Windows 上で動作させる場合には ssh ver.2 が必要です。
推奨環境
- CPU: Intel® Xeon™ 3.0GHz 以上
- メモリー: 1CPU 当たり 8GB 以上
- ハードディスク: 30 GB以上
Mac版
- GUIのみ(10.12以降)
地球シミュレータ版
詳しくはこちらをご覧ください。http://www.jamstec.go.jp/es/jp/senyu/index.html
その他
- パッケージには、Advance/PHASE 本体、擬ポテンシャルファイル、GUI プログラム、各種スクリプトと外部ソフトウェアが含まれています。
- 付属のインストーラーより、インストール作業は簡単に行えます。