汎用プリポストプロセッサ Advance/REVOCAP for Advance/FrontSTR
概要
汎用プリポストプロセッサ Advance/REVOCAP では、直感的な操作でモデリング・メッシュ作成・境界条件の設定、結果の可視化といった解析の一連の流れをスムーズに行うことを実現しました。
Advance/REVOCAP は構造解析ソフトウェアAdvance/FrontSTR に対応しています。
ソルバー、プリポスト一体としてご提供いたします。
Advance/FrontSTR のバージョンアップに伴い、従来の線形静解析・線形動解析・固有値解析・熱伝導解析に加えて、新たに非線形静解析に対応しました。
主な機能
- CADデータの読み込み(IGES ファイルなど)
- 自動メッシュ生成(4面体自動生成 (*1))
- 操作性に富んだ境界条件、解析条件設定機能
- カラーコンター・変形・等値面・切断面表示機能
- Windows/Linux の両方で動作
(*1)メッシュ表示、境界条件設定、ポスト処理は6面体、3角柱、4角錐にも対応しています。
【Advance/FrontSTR】対応版の特長
- FrontSTR の新機能の非線形静解析に新たに対応
- FrontSTR の線形静解析・線形動解析・固有値解析・熱伝導解析に対応
- FrontSTR用メッシュファイル、制御ファイル出力機能
- 標準的な材料属性データベース付き
プリ処理機能の特長
- モデルの表示機能(4面体、6面体、3角柱、4角錐、3角形、4角形)
- モデルの境界面のマウスピックによる選択、移動機能
- ツリービューによる、領域、境界面、およびソルバー設定条件等の一覧表示
- メッシュの品質チェック機能(ある閾値以上のアスペクト比の要素のみ表示)
- 境界条件の設定内容を可視化して、画面上で確認可能
- 複数材料対応
- PCクラスタへのデータ転送、ジョブ投入機能(並列計算対応)
ポスト処理機能の特長
- 1000万 自由度程度のモデルまで処理可能(メモリ2GBのPCにおいて) (*2)
- カラーコンター・変形・等値面・ベクトル・ポイント表示
- 任意平面での断面表示
- アニメーション生成サポート
(*2)設計上自由度の制限は設けていないため、搭載されたメモリの量に依存します。
機能一覧
対応ソルバー(*3) | 構造解析ソフトウェアAdvance/FrontSTR |
モデル入力 | IGES、 STEP、 STL(*4) |
対応メッシュ | 4面体、6面体、3角柱、4角錐 |
自動メッシュ生成 | 4面体 |
入力可能モデル | HEC-MW 形式など(*5)、FrontFlow GF 形式 |
ポスト処理 | コンター、変形、等値面、切断面表示、時系列グラフ、画像ファイル出力、可視化サポートなど |
プリ処理 | 境界条件設定、材料属性値データベース、範囲指定節点・要素選択、メッシュ品質チェックなど |
(*3)別途、流体解析ソフトウェアAdvance/FrontFlow/red対応版をご用意しております。
(*4)他の CAD フォーマットとの連携はご相談ください。
(*5)各種フォーマットに対応可能です。詳細はお問い合わせください。また既に他社ソルバーでの解析モデルをお持ちの場合、各種コンバーターをオプションとしてご用意しております。
動作環境
- 動作するOS:Windows7/Vista/Linux
- メモリ、HDD、ビデオメモリー:2GB推奨、400MB以上、256MB以上
お問い合わせ
詳しい情報をご希望の方は、
- お問い合わせフォーム
- E-mail(office@advancesoft.jp)
- TEL:03-5570-1689
- FAX:03-5570-1684
のいずれかにてお問い合わせください。
お伺いしてデモンストレーションを行うことも可能です。
Advance/FrontSTR、Advance/REVOCAPは、東京大学生産技術研究所革新的シミュレーション研究センターが実施した文部科学省次世代IT基盤構築のための研究開発「革新的シミュレーションソフトウェアの研究開発」プロジェクトおよび「イノベーション基盤シミュレーションソフトウェアの研究開発」プロジェクトの成果(ソフトウェア)をアドバンスソフトが商品化したものです。アドバンスソフトはこれらのプロジェクトに参加しソフトウェアの開発を担当しましたが、その成果を独自に改良して商用パッケージソフトウェアとし、販売保守を行っております。