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発行年月 2018年7月24日
タイトル実空間差分法による第一原理計算ソフトウェア:RSDFTと超並列計算
言語日本語
著者岩田 潤一
著者所属アドバンスソフト株式会社 ナノシミュレーション研究開発センター
要約実空間差分法を用いた第一原理計算ソフト「RSDFT」の特徴と、「京」に向けて行ったチューニングおよびベンチマークテストの結果を紹介する。また「RSDFT」+「京」によって、ナノスケールの材料開発がどこまで可能かも議論する。vance/PHASE は、密度汎関数理論に基づき、平面波基底と擬ポテンシャル法を用いて物質の電子状態をシミュレーションする第一原理計算プログラムである。擬ポテンシャル法は、価電子状態の計算が得意とされるが、内殻電子励起スペクトルの計算にも適用可能である。本稿では、電子線の照射によるEELS(電子エネルギー損失分光)スペクトルについて、第一原理計算での計算方法と応用例を紹介する。
書誌情報アドバンスシミュレーション 2018.07 Vol.26
DOI10.69290/j.000911-vol26
キーワードスーパーコンピューター、シミュレーション、ソフトウェア、実空間、差分法、密度汎関数、第一原理計算、並列化
ページ数9