発行年月 | 2022年4月7日 |
タイトル | 分子動力学におけるニューラルネットワークの利用 |
言語 | 日本語 |
著者 | 西原 慧径 |
著者所属 | アドバンスソフト株式会社 第 1 事業部 |
要約 | 材料シミュレーションの分野において近年注目されつつある、ニューラルネットワーク力場に関する弊社の取り組みを紹介する。弊社ではニューラルネットワーク力場を運用するための製品であるAdvance/NeuralMD を開発および販売しており、本記事では当該製品を活用してリチウムイオン伝導体の力場を作成してイオン伝導率を解析した事例を示す。また、2020 年より Facebook 社とカーネギーメロン大学が共同で実施している Open Catalyst Project では、触媒系の解析を主たる目的としてグラフニューラルネットワークを利用した汎用力場の開発が試みられている。2021 年 12 月に当該プロジェクトの成果物として学習済みの力場情報が公開されており、弊社ではこの汎用力場を自社開発の GUI システムである Advance/NanoLabo に搭載した。汎用力場の運用方法などについても紹介する。 |
書誌情報 | アドバンスシミュレーション 2022.4 Vol.29 |
DOI | 10.69290/j.001028-vol29 |
キーワード | 分子動力学、第一原理計算、ニューラルネットワーク、ニューラルネットワーク力場、グラフニューラルネットワーク、汎用力場、Open Catalyst Project、リチウムイオン伝導体、イオン伝導率、LAMMPS、Quantum ESPRESSO、Advance/NanoLabo、Advance/NeuralMD |
ページ数 | 8 |