アドバンスシミュレーション Vol.12, 林 孝浩, 文部科学省研究振興局 情報課計算科学技術推進室長, スーパーコンピュータによるシミュレーションは、理論、実験に並ぶ第3の手法であり、その活用により研究開発システムの革新、新たな学問分野の開拓、わが国の競争力の強化が期待されるなど、今後のわが国の科学技術や産業の発展の基礎となる大きな役割を担うものです。 こうしたことから、第3期科学技術基本計画において次世代スーパーコンピュータを「国家的な大規模プロジェクトとして基本計画期間中に集中的に投資すべき基幹技術」である国家基幹技術と位置づけるとともに、昨年8月に決定された第4期科学技術基本計画においても世界最高水準のハイパフォーマンス・コンピューティング技術は国家存立の基盤となる研究開発課題と位置づけられ、国みずからが長期的視点に立って継続的に研究開発を進めていく旨が定められています。・・・ (PDF:428KB)

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