本セミナーではプラントリスク評価をテーマに、プラント防災に対する昨今の安全基準の考え方、リスク評価手法および防災シミュレーションの適用事例、さらにシミュレーションに必要なアプリケーションの動向についてご紹介をさせていただきました。

数値計算法の発展、GUIによる操作性の向上、PCの計算性能の向上などにより、複雑に絡み合う制御やさまざまに影響し合う機器運転を伴う過渡変化、さらには機器の機能喪失や運転異常時の過渡解析が従来よりも簡単に行えるようになり、過渡解析を用いた高精度なリスク評価の需要が増えつつあります。

招待講演の講師といたしまして、プラント防災に特化したコンサルティング会社である
株式会社 FPEC の 加藤 義幸 様 と、さまざまなアプリケーション開発に携わる
株式会社グラフ工房の 福代 昌之 様 のお二人にご講演していただきました。

弊社からは、管路系流体解析ソフトウェア Advance/FrontNet/Γ の最近の取り組みとして、 不活性ガス消火設備の解析事例、さらに気液二相流への拡張検討事例である、蒸気ブローダウン解析(高温蒸気で水を押し出す解析)の紹介をいたしました。

また、現在開発中で近日リリース予定の DynamicDraw を使用した Advance/FrontNet/Γ GUI のご紹介をしました。

プラントの設計、安全対策をご担当されている方をはじめ、ポンプ、弁、制御等機器メーカーの方、管路系流体に対してご興味、ご関心を持たれている方等のお問い合わせをお待ちしております。 (PDF:12,010kB)

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