アドバンスシミュレーション Vol.17, 小川 哲司, 松原 聖, アドバンスソフトでは、流体解析はAdvance/FrontFlow/red、構造解析はAdvance/FrontSTRを自社商品として取り扱っています。これらはいずれも社内に開発者を擁し、ソフトウェアをカスタマイズする技術を持っています。このような背景から、当社では多くの連成解析に取り組んできました。本稿では、その中から、流体解析技術者が比較的手軽に実施可能な流体-構造連成解析の手法について述べます。ここで紹介する手法では、構造物の固有値および固有ベクトルをあらかじめ計算し、その情報を利用して流体解析実行時に流体メッシュの変形と構造物のモード解析を行うことにより、流体構造の双方向連成を実現可能とした手法です。ここでは、その手法を紹介します。(PDF:732kB)

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