アドバンスシミュレーション Vol.28, アドバンスソフト株式会社 大西 陽一, 微分方程式を有限な微小要素に離散化して取り扱う数値流体計算において、領域内に自由界面が存在する場合には特別な扱いが必要となります。気液二相間を厚みゼロの自由表面で扱うVOF法を例にとり、界面において数値振動を著しく抑制するGhost Fluid法を紹介します。またアドバンスソフト社の流体解析ソフトAdvance/FrontFlow/red(以下、AFFr)にGhost Fluid法を導入して実施した気液二相解析の事例を紹介します。また衝撃波のような圧力の不連続性の圧力ベース陰解法における取り扱いを、1次元Sod問題を例に紹介します。(PDF:1,464kB)

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