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Facebook 社の開発した汎用型 Graph Neural Network 力場が無料で利用可能に ※1
Facebook 社とカーネギーメロン大学が主催する Open Catalyst Project では、触媒系を主なターゲットとして最新の Graph Neural Network を活用したいくつかのシミュレーション技術が開発されており、その中の一つに機械学習力場があります。
この機械学習力場は約1億3千万個の第一原理計算の結果を教師データとしており、触媒系のみならず種々の結晶・表面系・有機分子などに適用可能な汎用性を有しています。
2021年末に最終的な成果物が公開され、アドバンスソフトでは世界に先駆けてこれを実用化いたしました。具体的には、Python/PyTorch で実装された当該力場を LAMMPS から参照するためのインターフェースを開発し、さらに、当社の GUI 製品である Advance/NanoLabo から LAMMPS を呼び出すことで GUI 画面上で手軽に汎用型 Graph Neural Network（GNN）力場を使った分子動力学計算が可能となりました。※2
※1 GUI から汎用型 Graph Neural Network 力場を使用される場合には、別途 Advance/NanoLabo のライセンス料金（50万円～）が発生します。
※2 Advance/NanoLaboにおけるインターフェースは Ver.2.4（2022年2月リリース）より利用可能です。