Advance/FrontSTR Ver.3.0+REVOCAP Ver.2.2 セットパッケージ for Windows(1CPU限定) |
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概要
設計プロセスが高速化した今、現場では導入後すぐに使えるツールが要求されています。そこでこれまで別々に提供してきました
有限要素法構造ソフトウェアAdvance/FrontSTR Ver3.0 と
汎用ポストプロセッサAdvance/REVOCAP Ver2.2
をパッケージ化し、利用性を高めました。
Advance/FrontSTRでは、従来の線形静解析・線形動解析・固有値解析・熱伝導解析に加えて、Ver.3.0へのバージョンアップで新たに非線形静解析に対応しました。
メッシュ生成、境界条件の設定、解析条件の設定・実行、可視化表示といった一連の解析操作をプリポスト上からスムーズに行うことができます。PC上で手軽に利用でき、1CPU限定以外に機能制限はございません。
* (右上)プリ処理の画面 (右下)ポスト処理の画面
* (左上)中実丸棒の弾塑性解析(降伏関数:Miese) Neckingを再現 (左下)Hertzの接触問題(垂直応力コンター) 理論値と良好な一致を示す
特長
Advance/FrontSTR Ver. 3.0
- 新たに材料・幾何学的非線形解析および接触解析に対応
- 線形静解析・線形動解析・固有値解析・熱伝導解析が可能
- 標準的な材料属性データベース付属
Advance/REVOCAP Ver. 2.2
- モデルの表示機能(4面体、6面体、3角柱、4角錐、3角形、4角形)
- モデルの境界面のマウスピックによる選択、移動機能
- ツリービューによる、領域、境界面、およびソルバー設定条件等の一覧表示
- メッシュの品質チェック機能(ある閾値以上のアスペクト比の要素のみ表示)
- 境界条件の設定内容を可視化して、画面上で確認可能
- 1000万 自由度程度のモデルまで処理可能(メモリ2GBのPCにおいて)(*1)
- カラーコンター・変形・等値面・ベクトル・ポイント表示
- 任意平面での断面表示
- アニメーション生成サポート
(*1)設計上自由度の制限は設けていないため、処理可能な最大自由度数は搭載されたメモリの量に依存します。
機能一覧
Advance/FrontSTR Ver. 3.0
線形静解析 | 熱応力解析を含む |
非線形静解析 | 材料非線形 : 超弾性/弾塑性、等方/移動/複合硬化 幾何学的非線形 : Total Lagrange法/Updated Lagrange法 境界非線形(接触) : Augmented Lagrange法、有限すべり、摩擦 |
線形動解析 | 陽解法/陰解法 |
固有値解析 | ランチョス法 |
熱伝導解析 | 定常/非定常(陰解法) |
要素タイプ | 四面体/六面体/五面体/シェル、1次/2次 |
解析支援 | 境界条件ステップ制御、リスタート、ユーザーサブルーティン |
Advance/REVOCAP Ver. 2.2
モデル入力 | IGES、 STEP、 STL(*2) |
対応メッシュ | 4面体、6面体、3角柱、4角錐 |
自動メッシュ生成 | 4面体 |
入力可能モデル | HEC-MW 形式、Advanceture形式など(*3) |
ポスト処理 | コンター、変形、等値面、切断面表示、時系列グラフ、画像ファイル出力、可視化サポートなど |
プリ処理 | 境界条件設定、材料属性値データベース、範囲指定節点・要素選択、メッシュ品質チェックなど |
(*2)他の CAD フォーマットとの連携はご相談ください。
(*3)各種フォーマットに対応可能です。詳細はお問い合わせください。また既に他社ソルバーでの解析モデルをお持ちの場合、各種コンバーターをオプションとしてご用意しております。
動作環境
- 動作するOS:Windows7/Vista/XP(*4)
- メモリ、HDD、ビデオメモリー:2GB推奨、400MB以上、256MB以上
(*4)本セットパッケージはWindows版で1CPUのみでのご利用になります。
◆ お問い合わせ
詳しい情報をご希望の方は、
- お問い合わせフォーム
- E-mail(office@advancesoft.jp)
- TEL:03-5570-1689
- FAX:03-5570-1684
のいずれかにてお問い合わせください。
お伺いしてデモンストレーションを行うことも可能です。
Advance/FrontSTR、Advance/REVOCAPは、東京大学生産技術研究所革新的シミュレーション研究センターが実施した文部科学省次世代IT基盤構築のための研究開発「革新的シミュレーションソフトウェアの研究開発」プロジェクトおよび「イノベーション基盤シミュレーションソフトウェアの研究開発」プロジェクトの成果(ソフトウェア)をアドバンスソフトが商品化したものです。アドバンスソフトはこれらのプロジェクトに参加しソフトウェアの開発を担当しましたが、その成果を独自に改良して商用パッケージソフトウェアとし、販売保守を行っております。