2014年8月22日にリリースしました、
第一原理計算ソフトウェア Advance/PHASE Ver. 3.3 では、「EELS(電子エネルギー損失分光)計算機能」により実験結果とシミュレーションの直接比較が可能となり、また、「3D-RISM-SCF法」の実装により、溶液論と第一原理の連成計算が実現できます。
化学工業日報様(コンピューターケミストリーシステム)のニュースページで紹介されました。
EELS スペクトル・シミュレーション
EELS(電子エネルギー損失分光法)のスペクトルを計算する機能が実装されました。
この機能により、実験結果とシミュレーションの直接的な比較が可能です。Core-hole の計算には、Advance/CIAO(別売り)を用いて擬ポテンシャルを作成する必要があります。
溶液論との連成計算
溶液論と第一原理の連成計算である3D-RISM-SCF法が実装されました。
分子・イオンの吸着サイト特定 や溶媒効果を考慮した電子状態計算が可能です。