深層学習用ツール Advance/iMacle

アドバンスソフトでは、当社独自の深層学習用ツール Advance/iMacle(アイマークル)を開発し、さまざまなデータに対し、人工知能(AI)技術を駆使して分析/知識化を行い、そこで創出した情報/価値によって、問題の解決を図ることを目的としたソリューションの提供を始めました。

当社が長年培ってきたナノ・バイオ系や CAE のシミュレーション技術や、中性子ビームや放射光(X線)を利用した実験技術等と組み合わせることで、認識・分類性能の更なる高精度化も期待されます。

AI 技術を利用したデータ解析について、受託開発やコンサルティング、アウトソーシングをご検討中のお客様は、是非ともアドバンスソフトにご相談ください。

深層学習用ツール Advance/iMacle の特徴・機能

ニューラルネットワークによる深層学習に特化

Advance/iMacle は、機械学習のうち、ニューラルネットワークによる深層学習に特化したツールです。 最小限度の機能に絞り込んだ比較的軽いツールです。

お客様のニーズに応じたカスタマイズが可能

当社で版権を持つソフトウェアであるため、お客様のニーズに応じたカスタマイズが可能です。 GPU や並列計算機を使った高速化や、必要に応じてソースプログラムを公開することが可能です。 他の AI ツールと組み合わせた使用も可能です。

ニューラル
ネットワーク
機能(層)全結合層、畳み込み層、プーリング層、ドロップアウト層、正規化層、活性化層
活性化関数Step 関数、Sigmoid 関数、SoftMax 関数、ReLU 関数
最適化SGD 法、Momentum 法、AdaGrad 法、Adam 法
検証Hold-out、Leave-one-out、k-fold cross validation
その他アンサンブル学習、データ拡張、加重減衰、学習率減衰
使用環境開発言語Python
OSWindows、Linux、Mac

従来の統計処理と AI 処理

解析事例

多クラス分類(教師あり学習)
測定データを8クラスに分類(測定条件の違いに対する判断)

教師データ: (a) 評価試料/参照試料、(b) 北側検出器/南側検出器、(c) 試料縦置き/試料横置き

回帰分析①(教師あり学習)
教師データ:フィッティングからのピーク中心値

回帰分析②(教師あり学習)
教師データ:リートベルト解析で求めた格子定数

アドバンスソフトの AI サービス・メニュー

  1. 深層学習用ツール Advance/iMacle を適用した解析
  2. 深層学習用ツール Advance/iMacle のカスタマイズ
  3. オープンソースの AI ツール(TensorFlow 等)を利用した解析
  4. シミュレーションを利用した学習データの大量作成
  5. GPU や並列計算機を利用したツールの高速化
  6. AI を利用した実験コンサルテーション
  7. 当社の科学技術計算に関するさまざまなソリューションとの連携

関連情報