管路系流体過渡解析ソフトウェア Advance/FrontNet/Γ お客さまの声、導入事例、FAQ

お客様の声

 
公的研究機関様
(カスタマイズ業務に対して)
作業要求に対してきっちりと成果を出していただける高い技術力に満足しています。また技術力だけでなく、仕事に対してモチベーション高く積極的に取り組んでいただける点も高く評価しています。
 
ソフトウェア関連会社様
[担当業務/解析業務]
[数値計算の経験/数年]
(評価版を使用して)
WindowsPC上で管路系の流体解析シミュレーションを手軽に行うことができました。
チュートリアルに従ってGUI上でWindowsの操作感覚で機器を配置・接続し、分岐・合流を含んだ自由な管路系を作成できました。
また、計算設定も条件ごとにスムーズに設定し、実行できました。
管路系解析、特に過渡解析については初心者の私ですが使いやすく感じました。全て日本語表記なのも良いところです。
ただし、基本的な使い方だけでなく、圧縮性の影響が大きいものについてもう少しチュートリアルで事例が欲しかったです。

(開発者コメント)
評価版を使用していただきありがとうございました。チュートリアルの例題内容について検討したいと思います。
 
機器メーカー様
[担当業務/開発・設計]
[数値計算の経験/なし]
(評価版を使用して)
操作性はかなり良く、感覚的に使用できることが良かった。反面エラーが出た時の解説やヘルプが充実していないと思う。

(開発者コメント)貴重なご意見ありがとうございます。エラーメッセージの充実につきまして検討したいと思います。

お客さま導入事例

独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 情報・計算工学センター 殿のホームページに当社の記事が掲載されました。

FAQ

FrontNet/Γについて

管路系流体過渡解析ソフトウェアAdvance/FrontNet/Γ はどのような解析に適用できますか?

配管内のガスの圧力、温度、流量の時間変化を計算しますので、

  • ある地点のガス配管圧力が大きく変化するとき、流量分配がどのように変化するか
  • 流体機器が停電等により異常停止のとき、ガス配管圧力がどのような変化をするか
  • 需要量が増加したとき、目的地のガス圧力は、基準値以上になっているか
  • ピーク時間での都市ガス需要量増が見込まれるとき、配管補強やガバナなどの最適な設定をどのようにすればよいか

などを調べることができます。

配管内部への入熱量を計算できますか?

できます。管路構造材熱伝導モデルを使用し、配管の構造材の物性や厚みなどの条件から配管内部への熱伝導を計算し、入熱量を評価します。入熱量はガスの温度上昇へと寄与します。

他社の製品に比べて何が違いますか?

当社はエネルギー、原子力、航空宇宙などの分野で管路系解析の豊富な経験を持つ技術者を有しており、解析の難しい点や、プログラミング上の技術に長けております。管路系ソフトウェアは一般性を持たせるように開発されており、分野ごと、またお客さまの管路系特有の問題には、個別のカスタマイズを行うことにより、問題解決をさせていただいています。

入出力の使い勝手はどのようになっていますか?

専用のGUIを自社で開発しており、Windows上で使用可能です。
設定誘導画面に従って設定項目を入力していただく形です。
また、ご要望に合わせ、カスタマイズもいたします。

管路系解析に関する一般的なご質問

管路系ソフトウェアと通常の3次元CFDソフトウェアの使い分けはどのように行いますか?

3次元CFD解析は、メッシュ作成の時間と、計算に費やす時間がかなり多いと考えられます。配管内の詳細な挙動ではなく、管路長手方向の配管系全体の挙動を知りたい場合、また、長時間(数分から数日程度)に対して解析を行いたい場合は、管路系ソフトウェアを用いた解析をお勧めします。

管路系ソフトウェアFrontNetシリーズが液体、気体、気液2相流の3つに分けられているのはどうしてですか?すべてを気液2相流のソフトウェアで計算できないのですか?

気液2相流の解析ソフトウェアTPは気液が混ざっている状態を解析するのを得意とするソフトウェアです。もちろん、液体や気体の解析も行うことができますが、計算負荷のため計算時間がかかる可能性があります。単相流の取扱いが良い場合は、それぞれ液体解析ソフトウェアΩ、流体解析ソフトウェアΓの使用をお勧めします。

流体解析でコスト削減とはどういうことですか?

パイプライン運転状況を見ると、安全のための昇圧・減圧、流量の循環確保など、過剰に設備されたものが見られる場合があります。管路系流体解析により、通常運転、過渡運転、異常時等の状況を把握して設備、制御方法や構成、運転条件の再検討を行い、コスト削減を行うことができます。

ソフトウェアを購入すると、使い方を覚えるのが面倒です。必要なときだけ解析をお願いすることはできますか?

大丈夫です。初回にデータを作成するのに多少費用がかかりますが、その後は元のデータを用いて解析を行うため、リーズナブルに解析を行うことができます。

サポート、カスタマイズ等

サポートはどのように受けられますか?

管路系ソフトウェアは自社開発であるため、素早い対応を行うことが可能です。メールまたは電話による対応を行っております。

カスタマイズの期間や価格はどれくらいですか?

問題の難しさにも依りますが目安としましては、設計、モデル作成、プログラミング、テスト結果のまとめで1か月専従する場合の価格は200万円です。ぜひご相談ください。

解析をお願いしたいのですが、解析が可能かどうかと費用がどれくらいかかるか知りたいのですが。

まずはメールまたはお電話でご相談ください。技術の者が伺って詳しくお話を聞き、解析が可能なケースかどうか、どの程度の精度で解析できるか、どのくらいの期間と費用がかかるかを検討します。お見積りは無料です。

積極的にカスタマイズして欲しいというわけではありませんが、実装されていたら購入したいなぁという機能があります。

そのようなご意見がありましたら、ぜひメールまたはお電話でお知らせください。ご要望が多い場合に、先行して開発していきたいと思います。お待ちしています。

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