開催趣旨
アドバンスソフト株式会社は、我が国における計算科学技術の振興を目的として、幅広い分野の最先端研究を対象とする「アドバンス・シミュレーション・セミナー 2023」を開催いたします。
第 2 回開催では、IEEE LIFE FELLOW 広島大学 名誉教授 角南 英夫 様 に「半導体デバイスの歴史と展望」のご講演をいただきます。
本セミナーで紹介される多種多様な最先端研究をきっかけに企業の研究開発を担う技術者の方が新たな視点を持つこと、最先端研究を産業に応用する起点となること、長期的には計算科学シミュレーション分野の裾野が広がること等を期待しております。
各回の内容構成は、60分程度の先生のご講演、質疑応答等で、合計90分を予定しています。
ご興味をお持ちの方のご参加を、心よりお待ち申し上げております。
開催案内
日程 | 2023年5月19日(金) 14:00~15:30 (13:45 よりログイン可能) |
開催方法 | オンラインセミナー(Zoomにて開催) |
参加費 | 無料 |
定員 | 100 名 |
↓ 画像をクリックするとダウンロードできます (PDF: 340 kB)
プログラム
時間 | 内容 |
14:00-14:05 | アドバンスソフト株式会社のご紹介 主催者あいさつ、 ご講演内容についてのご案内(先生のご経歴・研究内容の紹介) |
14:05-15:10 | 招待講演 「半導体デバイスの歴史と展望」 IEEE LIFE FELLOW 広島大学 名誉教授 角南 英夫 様 |
15:10-15:25 | ご講演内容に関する質疑応答 |
15:25-15:30 | 今後の予定、閉会のあいさつ |
※プログラムは変更となる可能性がございます。
講演概要
「半導体デバイスの歴史と展望」
IEEE LIFE FELLOW 広島大学 名誉教授 角南 英夫 様
ご経歴・ご研究内容
1969年 東北大学 工学部 電子工学専攻 修士課程修了。
1969~98年 日立製作所勤務。
1973~74年 米国スタンフォード大学 客員研究員。
1980年 東北大学より工学博士授与。
1998年 広島大学 ナノデバイス・システム研究センター 教授。
2007年 広島大学 名誉教授。
2016年 IEEE Life Fellow。
その他の詳細・研究内容については、ホームページを参照してください。
http://www.suna.cc/
講演概要
第二次世界大戦の終戦後まもなく 1948 年に固体による増幅素子の発明としてトランジスタが発表された。この素子は当時の電子機器を構成していた真空管を徐々に置き換え始め、特に 1970年代初頭に発売された集積回路としての汎用プロセッサ、メモリ、撮像素子はその後著しい発展を遂げ、あらゆる電子機器を高性能化させ続けている。この「産業の米」とも称される半導体デバイス発展の原動力は素子の微細化でもたらされる高集積化・大規模化である。一方高電圧・大電力を制御するパワー素子の用途も拡大し続けている。それと同時に、素子の最適化と性能予測を行うシミュレーションの重要性も増している。
本セミナーはそれらのトレンドを俯瞰し、将来を展望する。
オンラインセミナー開催につきまして
新型コロナウイルス感染予防の観点から、従来の対面式ではなくオンラインセミナーとして開催いたします。場所を選ばず、オフィスやテレワーク中のご自宅からでもご視聴いただけます。
参加費は無料ですので、是非、お気軽にご参加ください。
お問合せ先
アドバンスソフト株式会社 セミナー事務局
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台四丁目3番地 新お茶の水ビルディング17階西
TEL: 03-6826-3971 FAX: 03-5283-6580
E-mail: office@advancesoft.jp
URL: https://www.advancesoft.jp/